奥深い「研磨」の世界。
もっと知り技術を高めたい

INTERVIEW

有限会社 RK

2006年中途入社

研磨職人

日出 剛史

新潟を、燕地区を選んだ理由

新潟地区を選んだ理由
私は上越市出身で、高校卒業と同時に県外の建設業の会社に入りました。1年ちょっと働いて退職。地元に戻りましたが、時期が中途半端だったこともあり、正社員の仕事が思うように見つかりませんでした。
そんな時、たまたまハローワークで見かけたのが「職人塾」というイベントのチラシ。パッと見て気になって、参加してみようと思いました。「職人塾」は燕地区のものづくり企業が集まる会社説明会で、そこで当社の社長に出会ったのが最初でした。

仕事内容

仕事内容
ステンレスやアルミ、チタンの研磨をしています。モノとしては、機械の部品や製品のカバー、マグカップなど大きさも形状もさまざまです。
また「磨く」といっても、ピカピカに光らせるだけではないのが面白いところ。あえてマットな質感に仕上げたり、傷をつけたり、型抜きしたばかりの製品にできる「バリ」という凹凸を取り除くのも研磨の一種です。硬くなった金属の表面を研磨しやすくするために、酸の液に浸けることもあります。研磨は種類や手法が驚くほどたくさんあり、10年ほど磨きの仕事をしていますが、修得度としてはまだ5%くらいかなと感じるほどです。
最初の頃は、曇っていた金属がちょっと磨くだけでツルツルに変化するのが単純に面白かったですが、やればやるほど「磨き」の仕事は奥が深いと実感します。

今の仕事に就いたきっかけ

今の仕事に就いたきっかけ
手先が器用なわけではないのですが、ものづくりってなんとなく面白そうだし、手に職をつけておくと良さそう。最初はそんな軽い気持ちでした。正社員の仕事を探していたので、すぐに雇ってくれるならという思いもあり、21歳の時に上越から燕に引っ越しました。
入社すると、工場をざっと見学して「じゃあやってみようか」と。最初はうまくいなかくて、製品を壊してしまったこともありましたが、先輩に教わりながら徐々に仕事に慣れていきました。

仕事のやりがい、喜び

仕事のやりがい、喜び
やりがいを感じるのは、初めての仕事がうまくいった時。当社は社長の行動力がすごくて、新規の仕事がどんどん入ってきます。ついていくのが大変な時もありますが(笑)、目の前の仕事に全力投球するうちに、気づけば技術が身についていると感じることもあります。数年前にはうまくできなかった研磨が、練習したわけでもないのにあっさり成功したり。そういう時は達成感がありますね。
RKには若い社員が多いと思います。この仕事は、経験がないからとか、素人だからというのは関係ない世界。私自身、後輩から「このやり方のほうがいいんじゃないんですか」と言われて「その手があったか!」気付かされることもあります。ちょっと悔しいですけどね(笑)。そういう風通しの良さもある会社だと思います。

CAREER

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少しでも自分の心に引っかかったら、行動してみることです。「続ける・続けない」はひとまず置いておいてもいいと思います。私もやってみて初めてわかったことがたくさんありましたし、そういう自分をこの会社が受け入れてくれたと思います。当社に限らず、ちょっとでも気になる会社があるなら行ってみることをおすすめします!
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