会社の垣根を超えた
ものづくりがおもしろい

INTERVIEW

ササゲ工業 株式会社

2016年中途入社

設計担当

丸田 麻美

新潟地区を選んだ理由

新潟地区を選んだ理由
私自身は東京出身ですが、祖父母が上越市に暮らしているので子どもの頃は夏休み、冬休みごとに遊びに来るのが定番でした。新潟は、海も近ければ山もあって、お米もおいしい。いつかこんなところに住みたいと思っていたのが新潟を選んだ大きなきっかけですね。
ものづくりの仕事がしたくて、高校卒業後はプロダクトデザインを学べる東京の専門学校へ。そこで出会った先生が三条市出身という縁もあり、新潟にIターン就職をしました。
休日は新潟の自然を満喫しています! よく海や山へドライブに行きますし、スノーボードも大好きです。

仕事内容

仕事内容
当社はステンレスのワイヤー加工やプレス加工をメインとしています。既存商品をリニューアルしたり、「こういうものを作ってほしい」というお客様からの要望をもとに作ったりとさまざまな製品があります。私は設計を担当し、製造に必要な図面や3D画像を作成しています。工場で試作品を作り、検討し、不具合があれば改善・改良して…。その繰り返しで完成に近づけていきます。
設計業務は、特に3D画像は細部を作り込むのに時間がかかるのですが、最初に初歩的な計算ミスをしてしまうと全体が狂ってしまったりと大変なこともあります。図面作成に関しても間違いがないよう注意しながら作業しています。
仕事とは別に「三条ものづくり学校」で他社の職人さんと交流する機会も多いのですが、気さくで親しみやすい人が多く、加工や素材の話で盛り上がったりしますよ。

今の仕事に就いたきっかけ

今の仕事に就いたきっかけ
専門学校卒業後は三条市の木工メーカーに就職しましたが、より幅広いものづくりを経験したいと思いササゲ工業に転職しました。
入社当初は工場で製造業務をしていましたが、金属アレルギーを発症してしまい、現場作業を続けることが難しくなってしまいました。困って常務に相談すると、現在の企画・設計業務を担当させてもらえることになりました。企画や設計は、製品づくりの初期段階から携わることができる仕事です。ものづくりの新しい魅力に出会うことができて、結果的によかったと思っています。

仕事のやりがい、喜び

仕事のやりがい、喜び
ササゲ工業では、ステンレスの新しい可能性を切り拓くオリジナル製品の開発にも力を入れています。これまでにも日本酒用酒器やテーブルウエアを作ってきました。
現在は新製品のお皿を開発中です。何もないゼロの状態から企画・設計し、ものを生み出していくのは本当にやりがいがあります。今回のコンセプトは「金属でありながら、金属ではないようなお皿」。化学反応で作り出す独特の色合いや、表面加工で表現された質感が魅力です。シェフの方にも試作品を使っていただき、完成まであと一歩というところ。これが世に出て、多くの人の目にふれると思うとワクワクします。
いつか企画・デザイン・設計・製造、そして営業や販売もやってみたいですね。使う側のお客様の気持ちを知りたいですし、ものづくりに関連するさまざまな仕事にチャレンジしていきたいです。

CAREER

キャリア キャリア

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燕地区はものづくりの会社がたくさんあり、その会社同士が強く連結していると感じます。先ほどのお皿も当社だけでは作れなくて、独特の色を出すための発色加工の会社さんや、ステンレスの表面処理の一つであるバレル加工を施す会社さんなどと協力して作っています。工場同士が協力し合う風土があるので、1つの会社に入っても、いろいろな会社や人とのつながりができると思いますよ。
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